南方熊楠記念館 新館
- 物件名
- 南方熊楠記念館 新館
- 施工年
- 2017年
- 所在地
- 和歌山県西牟婁郡白浜町
- 設計・監理
- 株式会社シーラカンスアンドアソシエイツ一級建築士事務所
- 施工
- 東宝建設株式会社
外部ガラスファサード工事
38mm見付バックマリオンシステム(一部曲げガラス)
【掲載雑誌】
新建築 2017.6
概要(Design Concept) CAt/ C+A tokyo 製作小冊子より引用
紀伊半島の南の海、山、川の自然豊かな場所に位置する、和歌山県が生んだ世界的博物学者『南方熊楠』翁の偉大な業績と遺徳を偲びその文献、標本類、遺品等を永久保存、公開する記念館の新館。
1Fピロティ部分は、半アーチ+ピン柱の軽快な構造。2Fの資料展示室、空中庭園となる屋上と、《浸・閉・開》の3層の断面構成で、周囲の素晴らしい環境に溶け込むことと、貴重な資料を守ることの両方を考えて計画している。建物中心の南方熊楠の思考のベースとなった膨大な量の自筆資料が転写された《ランタン》が、施設のアイコンとなる。
【画像提供】CAt