【導入経緯】
トヨタ自動車本社工場「事務3号館」では、以下の課題がありました。
・南面の日射負荷による暑さの問題
・冬季における既存サッシからのすきま風
・窓面で冷やされた空気によるコールドドラフト

これらの課題解決に向けて、2019年に「トロポス」を採用いただきました。

【実施内容】
・設置箇所
南面および北面の横連窓に「トロポス」を導入。
・検証方法
トヨタ自動車様および高砂熱学工業様による効果検証を実施。

【トロポス仕様】
　・型番：TRV2-LT-A　
　・ガラスユニット1枚の代表サイズ：W1100㎜ × H1900㎜

【結果】
省エネ効果
・冷房負荷削減: 夏季日中の冷房負荷を50％削減。
・暖房負荷削減: 冬季朝方の暖房負荷を81％削減。
・年間削減効果: 空調消費電力量を約24％削減。
快適性向上
・南面の改善
窓際の温熱環境が改善され、眺望や自然光を重視したブラインド操作が可能に。
・北面の改善
天井と床付近の温度差が1℃以内となり、コールドドラフト（下降気流）が解消。

トロポス導入により、窓の断熱性能が5.2倍、遮熱性能が2.6倍に向上したことで

自然光や眺望を優先したブラインド操作ができるようになり、明るいオフィス空間になりました。

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